Sakuri/裂織 村上あさ子 展
9月25日(土)-10月10日(日)
Sakuri/裂織 村上あさ子 展を開催いたします。
今年のテーマは「不思議な模様」です。
写真のバッグは裂織布にダーツをすることで元の模様が違って見え、不思議な影が出来ました。
江戸時代に作られていた裂織は藍染めの古布を裂いて織り、主に仕事着として作られていました。中には首の周りに刺し子をしたものや、補強のため肩にこぎんを刺したもの、背中と裾の当て布に刺し子をしたものなどがありました。
現代では補強のための刺し子は必要ありませんが、裂織に刺し子をすると、裂き織の布地が少し立体的になり、偶然できる不思議な模様が好きなので、バッグの一部に刺し子をして不思議な模様をデザインしました。また、タペストリーやテーブルセンターは裂き布がランダムにポコポコ飛び出す立体感が楽しい作品になりました。
青森で育てた藍でねぶた祭りの浴衣地を本藍染めにした裂き布を使用し、藍染めのグラデーションの深い色合いが魅力のバッグやタペストリーなど藍染めの作品を製作。
また、シルクの古布を青森の代表的な果物、林檎の剪定した枝で染めた黄色とオリーブ色を前と後ろに使用、前と後ろで表情の違う楽しいバッグに仕立てました。
お時間ございましたらぜひお立ち寄りください。
【会期】
9月25日(土)-10月10日(日)
※9/27 (月)、 9/28 (火)、 10/4 (月)、10/5 (火)はお休みとなります。
【会場】
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東京都世田谷区奥沢5-31-20-101